2月は公民館行事の都合で、土日の定例会が3回しかありません。
しかもその内の1回は私の都合で、参加出来ない日がありました。
ということで、2月は2回しかマージャンができないことになりそうです。
ということは ・ ・ ・
久しぶりに “Rest Time” といきますか!
遡ること先のRest Time(その4) 第165話 で2台目のバイクとしてGPz250を購入しました。
KAWASAKI GPz250
エンジン 空冷4ストローク 2バルブ OHC 並列2気筒
最高出力 33ps/10,500rpm
最大トルク 2.3kg-m/9,500rpm
標準価格 ¥375,000円
GPzシリーズを継承したフォルムに、リアにはユニトラック・サスペン
ション、フロントにはダブルディスクブレーキを装備し、駆動方式は
ベルトドライブ方式を採用しています。
それまでの原動機付自転車から、軽二輪車たる範疇に変わるGPz250に
なったことから、その行動範囲は大きく変わりました。
なにせ原付だと法定の最高速度が30km/hなので(当然普段はプラスαでしたが)、
色々とストレスの溜まる走行を強いられます。
排気量49ccからくるその制約は、絶望的に常用回転域のパワーが足りません。
原付というだけで明らかに見下ろしてくる4輪もいます。
しかし軽二輪なら堂々と4輪車と対等に走れます ・・・・・ というよりそのパワーから
4輪以上に早く走れました。
これは体感しないとなかなか解らないのですが、同じ速度でもエンジンの回転数が
低い方が疲労度が少なくなりました。
また軽二輪なら高速道路も走れるので(当時高速料金は4輪と同額でした)、行動範囲も
それまでより広がりました。
それにより足は自然と山の方に向かうことが多くなりました。
携帯もナビもない時代でしたので、地図帳を頼って気の向くままにバイクを走らせて
いきました。
山道に入ればそれまでの直線的な道はほぼ無くなります。
S字カーブ、つづら折り、鋭角カーブ等、様々な顔をもった道が姿を変えながら次々と
迎えてきます。
それを一つ一つクリアしていくことが、また別の意味で楽しく感じました。
こうしてレジャーの足、バイトへ行く足、大学のサークルへ行く足、そして日常の足として、
GPz250は私の生活に欠かせない存在になっていきました。
遠出をする時は大概山のある方を目指しました。
ある日向かった方向に行く途中で峠道に入りました。
無理にその峠道に行かなくても、その山を貫通するトンネルがあったのですが、なんとなく
トンネルには向かわず峠道の方を選びました。
普通ならわざわざ苦労する狭い峠道を選ぶことはないのでしょうが、私は結構峠道が
好きになっていたのです。
そこは道幅は狭くタイトなコーナーが数多くありました。
しかしトンネルがバイパス道になっているので、旧道たるこの峠道は殆ど利用されることは
ないようでした。
半ば貸し切りに近い状態に、私はこの峠道を楽しんでいました。
そうして峠の頂上を過ぎ下りの道を降りて行き、バイパスの道に合流する信号で止まりました。
本当ならこの信号を右に曲がるのですが、何故か私は左にウィンカーをつけ、信号が青に
なると左に曲がりトンネルに入って行きました。
私はもう一度あの峠道を目指していたのです。
結局この後2回同じことを繰り返し、私は峠道を楽しみました。
ひょんなことから峠道に魅せられ、この後更に色々なことがありますが、
それは次の機会にお話ししようと思います。
(前回のRest Timeからかなり間が空いてしまいましたが、次回も保証の限りではありません)