“IT社会”と呼ばれて久しいですが、そのおかげで大変便利な世の中になりました。
IT : information technology(情報技術)の略、情報処理(コンピュータ処理)および情報伝達(通信処理)の、
工学およびその社会的な応用技術の総称。
家に居ながら世の中の情報を瞬時に知ることが出来るし、物を買うのにもわざわざ出向くことなく
クリック一つで購入することが出来ます。
また私のような素人でも、簡単にホームページが作れて世界中に配布することが出来て、更には
好き勝手な事を言うことも出来ます。
マージャンをするにも4人集めずとも、時間・場所を問わず、1人で簡単にインターネットで対戦が出来ます。
ただ、居ながらにして不特定多数の人と対戦できるという点では、非常に魅力的なのですが、私はどうしても
このインターネットマージャンというのが、好きになれません。
理由は色々あるのですが、何より相手の顔が見えないというのがダメなのです。
捨てた牌に対する反応や、ツモった時の仕草や表情、ツモ切りなのか手の中からの切り出しなのか等々・・・・・、
こういった一連のプロセスが全く見えないので、こうなるとただひたすらにアガリに向かって一直線になってしまい、
マージャンをやっている気がしないのです。
なにか荒野のど真ん中で、1人で“すごろく”をやっているような感じがします。
顔の見えない世界というのは、味気ないものです。
効率という点では人が多く係わる程、低下するでしょうし複雑になります。
しかしそれ故、醍醐味というものが生まれるのではないかと思うのです。
アナログ的なものにこそ、本質があるのではないかと・・・。
このホームページが出来て2ヶ月が経ちました。
お蔭様で多くの人たちにご覧頂いているようなのですが、こと“じゅうしまつ会”の会員の方達には
あまり利用されていません。
それは・・・当会はパソコン等のIT機器に不慣れで、インターネット環境を持っていない、若しくは
扱えない方の割合が多いからなのです(携帯も含みます)。
ですから、連絡はもっぱら携帯のメールか、場合によっては電話で伝えています。
出来れば多くの会員の方にインターネット等を利用していただければ、将来的にはこちらのパソコンから
一斉にお知らせを配信するなど、大変便利で楽になると思うのですが・・・。
まあ、こればかりは今すぐどうにかなるものではないのですが・・・。
さっきまでアナログ云々と言っておいて非常に勝手ですが、デジタルにも良いところはあるし
とって代わらなければ、かえって不都合になってしまうものもあります。
こだわることなく、臨機応変に対応することが重要ですね。
でも4人で卓を囲む行為だけは、この先も変わって欲しくはないですけど・・・。