マージャンは明治時代末期頃に、日本に伝わったとされています。
現在に至る100余年の間に、役やルールも独自の変化を遂げてきました。
役については、本家中国マージャンから由来する役以外に、アメリカ、台湾、あるいは日本国内で考案された
様々な役が導入されたり、一部の地域で残ってはいるものの、消えていったりしています。
いわゆる、“ローカル役”や“ローカルルール”と呼ばれているものが、後者にあたります。
“ローカル役”についてちょっと調べてみました。
そしたらなんと・・・
三連刻・四連刻・人和・大車輪・小車輪・大竹林・大数隣・オープン立直・紅孔雀・紅一点・緑一色輪
黒一色・断紅和・百万石・一色三順・一色四順・十三上塔・十三無靠・七星無靠・八連荘・破回八連荘
客風三刻・三風刻・四字刻・風花雪月・花鳥風月・東北新幹線・東北自動車道・南北戦争・金門橋
青ノ洞門・五門斉・真似満・槓振り・頭槓和・連開花・五筒開花・二索槍槓・一筒摸月・九筒撈魚・燕返し
大七星・三元七対子・四喜七対子・清盃口・双竜争珠・鏡同和・二同刻・五心通貫・一気通貫全帯么九
純一気通貫全帯么九・三色通貫・単竜・三色連刻・頂三刻・跳牌刻・筋牌刻・十二落抬・金鶏独立・独釣寒江雪
と、まあ60種類もありました。
これで全てではないでしょうが、なんて多いんでしょうか、正直驚きました。
中には“東北新幹線”や“東北自動車道”なんて非常にユニークな吊称もあります。
これらなんかは、日本で生み出されたものです。
本当なら一つ一つ役の説明をしたいところなのですが、流石に60もの説明ともなると・・・・・。
ですので、興味のある方は個別に調べていただきますよう、お願い致します。
でももし、これらの役が現在でも広く認知されていたら、どうなっていたでしようか。
独特の並びも多く、正直上記全ての役を覚える自信はありません。
多くの人達がマージャンをする中で、様々に思考錯誤していった後に、今の“約”が残ったのだと思います。
ただ、この先も今の“役”が残るとは限りませんし、新たな“役”が生まれて来るかもしれません。
その新たな“役”を生み出すのは、“アナタ”かもしれません。
私は楽しみに待っています。