管理人の独り言  《第13話》  

  ローカル役 


 マージャンは明治時代末期頃に、日本に伝わったとされています。 

 現在に至る100余年の間に、役やルールも独自の変化を遂げてきました。

 役については、本家中国マージャンから由来する役以外に、アメリカ、台湾、あるいは日本国内で考案された

 様々な役が導入されたり、一部の地域で残ってはいるものの、消えていったりしています。

 いわゆる、“ローカル役”や“ローカルルール”と呼ばれているものが、後者にあたります。


 “ローカル役”についてちょっと調べてみました。

 そしたらなんと・・・


  三連刻・四連刻・人和・大車輪・小車輪・大竹林・大数隣・オープン立直・紅孔雀・紅一点・緑一色輪 

  黒一色・断紅和・百万石・一色三順・一色四順・十三上塔・十三無靠・七星無靠・八連荘・破回八連荘

  客風三刻・三風刻・四字刻・風花雪月・花鳥風月・東北新幹線・東北自動車道・南北戦争・金門橋

  青ノ洞門・五門斉・真似満・槓振り・頭槓和・連開花・五筒開花・二索槍槓・一筒摸月・九筒撈魚・燕返し

  大七星・三元七対子・四喜七対子・清盃口・双竜争珠・鏡同和・二同刻・五心通貫・一気通貫全帯么九

  純一気通貫全帯么九・三色通貫・単竜・三色連刻・頂三刻・跳牌刻・筋牌刻・十二落抬・金鶏独立・独釣寒江雪


 と、まあ60種類もありました。

 これで全てではないでしょうが、なんて多いんでしょうか、正直驚きました。

 中には“東北新幹線”や“東北自動車道”なんて非常にユニークな吊称もあります。

 これらなんかは、日本で生み出されたものです。


 本当なら一つ一つ役の説明をしたいところなのですが、流石に60もの説明ともなると・・・・・。

 ですので、興味のある方は個別に調べていただきますよう、お願い致します。


 でももし、これらの役が現在でも広く認知されていたら、どうなっていたでしようか。

 独特の並びも多く、正直上記全ての役を覚える自信はありません。


 多くの人達がマージャンをする中で、様々に思考錯誤していった後に、今の“約”が残ったのだと思います。

 ただ、この先も今の“役”が残るとは限りませんし、新たな“役”が生まれて来るかもしれません。

 その新たな“役”を生み出すのは、“アナタ”かもしれません。

 私は楽しみに待っています。



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