“じゅうしまつ会”が旗上げしてから2年半が過ぎました。(前回と一緒ですみません・・・・・)
立ち上げ時は6人から始まり、今では30人を超える世帯にまでなりました。
ここまでくると、各人のクセというか雀風というのかが、いろいろ見えてきます。
ある人・・・ここでは仮にHさんとしておきましょう。
この方、牌の流れを読むのが抜群に上手く、結果としてアガる率も高く、しかもその中でもツモアガりする事が
やたら多いのです。
まあとにかく、調子には乗せたくない一人ではありますね。
しかも攻め一辺倒かと思いきやこのHさん、守りも非常に厳しい方なのです。
特にテンパイするまでは、余程のことがない限り、常に安全牌をキープしています。
誰かがリーチした時は、まずその安全牌を切り出してくるので、一発で振り込む事はまずありません。
しかもこの後もよほどの事がない限り、現物牌若しくはそれに準じる牌しか切ってきません。
いわゆる“ベタオリ”に近い状態になります。
但し、勝負所と思った場合は、果敢に攻めてくるので、こちらが先にリーチを掛けた場合でも安心できません。
とにかく攻守の切り替えが上手いので、この人からアガるというのは、至難の業かと思います。
ただこの方の場合、闇テンしている時に出るクセがあります。
具体的には・・・もしバレると直されてしまうかも知れませんので、次の機会にということで・・・・・。
また、中盤以降に字牌等が出てきたりすると、そろそろかな・・・と思い用心します。
あと比較的大きい手になると、途端に無口になったり、やたら後ろに立つ人の視線を気にしたりとか、
まあ、人が良いんでしょうね・・・。
しかしいくらクセがあったとしても、先ほども言いましたように、ツモる率が抜群に多いので、
一緒にマージャンをする時は、『とにかくツカないで下さい』と願うようにしています。
『もっと上手く牌の流れを見極められるようになりたい』
この一点について、私にとってHさんは大きな目標なのであります。