管理人の独り言 《第17話》 

 じゅうしまつ会の愉快な会員たち(その1) 


  “じゅうしまつ会”が旗上げしてから2年半が過ぎました。(前回と一緒ですみません・・・・・)

  立ち上げ時は6人から始まり、今では30人を超える世帯にまでなりました。

  ここまでくると、各人のクセというか雀風というのかが、いろいろ見えてきます。


  ある人・・・ここでは仮にHさんとしておきましょう。

  この方、牌の流れを読むのが抜群に上手く、結果としてアガる率も高く、しかもその中でもツモアガりする事が

  やたら多いのです。

  まあとにかく、調子には乗せたくない一人ではありますね。


  しかも攻め一辺倒かと思いきやこのHさん、守りも非常に厳しい方なのです。

  特にテンパイするまでは、余程のことがない限り、常に安全牌をキープしています。

  誰かがリーチした時は、まずその安全牌を切り出してくるので、一発で振り込む事はまずありません。

  しかもこの後もよほどの事がない限り、現物牌若しくはそれに準じる牌しか切ってきません。

  いわゆる“ベタオリ”に近い状態になります。

  但し、勝負所と思った場合は、果敢に攻めてくるので、こちらが先にリーチを掛けた場合でも安心できません。

  とにかく攻守の切り替えが上手いので、この人からアガるというのは、至難の業かと思います。


  ただこの方の場合、闇テンしている時に出るクセがあります。

  具体的には・・・もしバレると直されてしまうかも知れませんので、次の機会にということで・・・・・。

  また、中盤以降に字牌等が出てきたりすると、そろそろかな・・・と思い用心します。

  あと比較的大きい手になると、途端に無口になったり、やたら後ろに立つ人の視線を気にしたりとか、

  まあ、人が良いんでしょうね・・・。


  しかしいくらクセがあったとしても、先ほども言いましたように、ツモる率が抜群に多いので、

  一緒にマージャンをする時は、『とにかくツカないで下さい』と願うようにしています。


  『もっと上手く牌の流れを見極められるようになりたい』

  この一点について、私にとってHさんは大きな目標なのであります。




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