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  管理人の独り言   《第33話》 

    “マージャン”と向き合う(その1・・・になるかな?)



    先日の定例会である方から、自分のじゅうしまつ会での成績は、どの位なのかと聞かれました。

    聞けば、最近さっぱりアガれなくなり、振り込みも多くなってきてしまって、どうにも面白くなくなって

    きているが、一体全体どの位ヘコんでいるのかを、知りたいとのことでした。



    まあアガることも出来ずに、振り込んでばかりのマージャンでは、確かに面白くないでしょう。

    振り込んでいる自分を尻目に、景気良くアガっていく光景を目にすると、なんて自分はツイて

    いないのだろうか・・・、どうして・・・、どうして・・・、など悲観するでしょう。

    でも思うのです・・・・・、マージャンをするのに、“アガり方”を知らない人は、いない筈です。

    だとすれば、どこで差がつくのでしょうか。

    私が思うにそれは“オリ方”ではないのでしょうか。



    大抵の方はテンパイすると、何が何でもアガりに行くでしょう。

    でもちょっと待って下さい・・・、その待ちはリャンメンですか?、ペンチャンですか?

    それともカンチャン、シャンポン、タンキ・・・ですか?

    アガれる確率は、どの位ですか?

    それでアガって何点になりますか?

    そんな時、他家からリーチが掛かってきたら・・・どうしますか?



    またテンパイ手前で、他家からリーチが掛かったら、どうしますか?

    あくまでテンパイ、そしてアガりを目指しますか?

    仮にアガったとして、何点ですか・・・?

    それでもアガりを目指しますか・・・?



    1000点、2000点のために、無理して運を浪費して危険を冒すより、次のチャンスを待った

    方が、良いことがあるのではないのでしょうか。

    “機会”が人を見逃すのではなく、人が“機会”を見逃すことの方が、多いのではないのでしょうか。

    もちろん、ここぞという時には、リスクを負ってでも勝負する場面もありますが、その場合でも

    しっかりとした状況分析が、その行為の裏付けとして必要となるかと思います。



    ・・・と、何だか分かった風に、偉そうなことを言ってはいますが、私の言動と私のじゅうしまつ会

    での成績は、必ずしもリンクしてはいません。

    ですが私は、マージャンをする際は、いつもそんな風に考えています。

              (もちろん、アタマに血が上ることもありますけど・・・・・)

    ただ、10人いれば10通りの考え方があるはずなので、これが良い・悪いなどと言うつもりは

    ありませんし、これが絶対だというものも、ないと思っています。



    “マージャン”を“忍耐”とか“人生”に読み替えることがあります。

    会員の中には、何が何でもアガりに繋げるために、トータルでかなりのマイナス点を

    背負っている方もいます。

    だからといって、その方は負けが込んでいるのを、悲観したりはしません。

    なぜなら、その方は結果よりも、過程の“役作り”を楽しんでいるからです。

    要は、“マージャン”に対する考え方だと思います。



    “マージャン”とどう向き合っていくかで、面白くも、つまらなくもなります。

    ならば、面白くするにはどうしたら良いか、どう考えたら良いのか・・・。

    それこそが“マージャン”の醍醐味ではないでしょうか。



    ちなみに、その方の昨年一年間の成績は、+15でした。

    多少の浮き沈みはあっても、トータルでプラスなら、なかなかのものだと思うのですが・・・。

    前回の話じゃないですが、人間って結構思い込みが強い生き物なんですねえ。

    ちょっと負けが続いただけで、“面白くない”なんて思うのですから・・・。

    次回会った時に、お伝えしようと思います。





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