久々に
8月は村民会館の都合で、定例会はかなり変則的なスケジュールになってしまいました。
この8月の最終日に、久しぶりに定例会に参加しました。
そんな久しぶりの参加のせいでしょうか、手が進むこともなく、さりとて振り込むこともなく、あっという間に
最初の半荘が終わりました。
成績は・・・・・プラスマイナスのゼロでした。
次の半荘のある局です。
配牌の時点で、混全帯?九(ホンチャンタイヤオチュウ・・・いわゆるチャンタ)狙いかな
という感じでした。
幸いツモに恵まれ、『①②③⑨⑨一二三七八九12』の形となり、辺3萬の待ちの聴牌に
漕ぎ付けることが出来ました。
アガれば、純全帯?九(ジュンチャンタイヤオチュウ・・・いわゆるジュンチャン)です。
捨て牌の中には“6萬”と“9萬”があり、迷彩も万全です。
とくれば、迷わずリーチです!!
果たせるかな、数順目の後にツモ上がりしました。
リーチ・ツモ・ジュンチャン・三色!!
残念ながらドラが乗らなかったので、ハネ満止まりでしたが、会心のアガりでした。
実は私、この“ジュンチャン”という役でのアガりは、まだ1回しかやったことがなかったのです。
まあ、役満などは例外としても、“ジュンチャン”というのは、狙ってもなかなか出来ないもの
なんですよねえ~。
ですので、アガった瞬間はちょっと感動ものでした。
ちなみにこの“ジュンチャン”に関して、ちょっとウンチクを・・・。
実はこの“ジュンチャン”、日本で生まれた役なのです。
そもそも本場中国では“チャンタ”と“ジュンチャン”を区別しておらず、両方ひっくるめて“チャンタ”だったのです。
それが日本で字牌ありのものと、字牌なしのものを区別するようになり、字牌なしのものを“ジュンチャン”、
字牌ありのものを“チャンタ”とするようになり、漢字にすると『純全帯?九』と『混全帯?九』になりました。
字牌の有無は本来、清一色と混一色、清老頭と混老頭のように、字牌無しのものが『清』、字牌有りのものが
『混』の表記になっていますが、“ジュンチャン”の場合に限り『純』が使われているのは、これが日本であとから
考案された役であるためとされています。
ということで、人生2度目の“ジュンチャン”に、かなり気を良くしたのですが、つい慢心してしまい、
この後に満貫を振り込んでしまいました。
挽回を図ろうとしましたが、結局はアガることが出来ず、この半荘は『ハネ満』 ー 『満貫』分のプラスとなり
これ以降も大してアガることなく、一桁のプラスで定例会は終了しました。
人生2度目の“ジュンチャン”に花を添えられるかと思ったのですが、なかなか思うようにはいきませんでした。
まあもっとも、“じゅうしまつ会”に出会えたからこそ、2回目の“ジュンチャン”でアガれたのですから
むしろこの“出会い”に感謝ですよね。