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 管理人の独り言   《第58話》 

    久々に 


      8月は村民会館の都合で、定例会はかなり変則的なスケジュールになってしまいました。

      この8月の最終日に、久しぶりに定例会に参加しました。



      そんな久しぶりの参加のせいでしょうか、手が進むこともなく、さりとて振り込むこともなく、あっという間に

      最初の半荘が終わりました。

      成績は・・・・・プラスマイナスのゼロでした。



      次の半荘のある局です。

      配牌の時点で、混全帯?九(ホンチャンタイヤオチュウ・・・いわゆるチャンタ)狙いかな

      という感じでした。

      幸いツモに恵まれ、『①②③⑨⑨一二三七八九12』の形となり、辺3萬の待ちの聴牌に

      漕ぎ付けることが出来ました。

      アガれば、純全帯?九(ジュンチャンタイヤオチュウ・・・いわゆるジュンチャン)です。



      捨て牌の中には“6萬”と“9萬”があり、迷彩も万全です。

      とくれば、迷わずリーチです!!

      果たせるかな、数順目の後にツモ上がりしました。

      リーチ・ツモ・ジュンチャン・三色!!

      残念ながらドラが乗らなかったので、ハネ満止まりでしたが、会心のアガりでした。



      実は私、この“ジュンチャン”という役でのアガりは、まだ1回しかやったことがなかったのです。

      まあ、役満などは例外としても、“ジュンチャン”というのは、狙ってもなかなか出来ないもの

      なんですよねえ~。

      ですので、アガった瞬間はちょっと感動ものでした。



      ちなみにこの“ジュンチャン”に関して、ちょっとウンチクを・・・。

      実はこの“ジュンチャン”、日本で生まれた役なのです。

      そもそも本場中国では“チャンタ”と“ジュンチャン”を区別しておらず、両方ひっくるめて“チャンタ”だったのです。

      それが日本で字牌ありのものと、字牌なしのものを区別するようになり、字牌なしのものを“ジュンチャン”、

      字牌ありのものを“チャンタ”とするようになり、漢字にすると『純全帯?九』と『混全帯?九』になりました。



      字牌の有無は本来、清一色と混一色、清老頭と混老頭のように、字牌無しのものが『清』、字牌有りのものが

      『混』の表記になっていますが、“ジュンチャン”の場合に限り『純』が使われているのは、これが日本であとから

      考案された役であるためとされています。




      ということで、人生2度目の“ジュンチャン”に、かなり気を良くしたのですが、つい慢心してしまい、

      この後に満貫を振り込んでしまいました。

      挽回を図ろうとしましたが、結局はアガることが出来ず、この半荘は『ハネ満』 ー 『満貫』分のプラスとなり

      これ以降も大してアガることなく、一桁のプラスで定例会は終了しました。



      人生2度目の“ジュンチャン”に花を添えられるかと思ったのですが、なかなか思うようにはいきませんでした。

      まあもっとも、“じゅうしまつ会”に出会えたからこそ、2回目の“ジュンチャン”でアガれたのですから

      むしろこの“出会い”に感謝ですよね。






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