マージャンな日和
は~るの~、うら~らの、隅田川~ ・ ・ ・ ・ ・
なんて鼻歌も出てしまう、とても気持ちのよい陽気の中、21日に定例会が行われました。
併せてこの日は、15日に“四暗刻”を達成した
伊藤さんの表彰式を行いました。
19本目の扇子に、19枚目の賞状、19枚目のペナントと、
その数を増やしていくとともに、じゅうしまつ会としての歴史
も、その厚みを増やしていきます。
平成22年6月から始まった“役満成就”に、また一つ重みが
加わりました。
19回目の賞状を読み上げる会長さんの姿も
すっかり板についています。
ただ、受ける伊藤さんの姿には、若干の緊張が
うかがえます。
さすがに初めての表彰ということですと、少々ぎこちなさが窺えますが
きっとこれから何回もこの光景が、拝見できるのではと思います。
伊藤さん、改めまして役満成就、おめでとうございます。
益々のご活躍をお祈り致します。
さて表彰式も終わり、通常モードに入り、定例会に突入です。
春の陽気に乗って、最初の半荘戦はプラス9で終了しました。
勢いに乗って次の半荘戦も、プラス19で終えることができました。
しかし流石にそう上手くは問屋が卸ろしてはくれず、次の半荘戦はマイナス1でした。
ただこの程度のことは、よくあることなので、とにかく失点を避けることを最優先に
しなければいけません。
慎重にいきましょう。
次の半荘戦に突入です。
時間的にも、最後の半荘戦になりそうです。
しかし、失点を避けるつもりでいたにも関わらず、つい慾に目が眩んでしまい、開始早々
親に満貫を振ってしまいました。
この後ひたすら我慢しながら、チャンスを待っていたのですが、思うようにいきません。
ふと時計を見ると ・ ・ ・ ・ ・ おそらく最後の局になりそうです。
点数はというと ・ ・ ・ ・ ・ マイナス15,000点です。
配牌は を含む対子が3組あるだけで、あとはバラバラでした。
おまけにドラもありません。
考えましたが が暗刻になるまで待つか、若しくは七対子に狙いを絞りました。
あとはひたすら我慢です。
誰かが を捨てても、鳴く気はありませんでした。
もし2枚目が出たら、アタマにするつもりでいました。
その覚悟が通じたのか、対子になっている牌にくっついてきました。
最初に の暗刻が出来、次に
の暗刻が出来 ・ ・ ・ ・ ・
ついに と
の双碰聴で “ツモリ三暗刻” のテンパイに漕ぎつけました。
こうなれば迷うことはありません。
テンパイ・即リーです!!
この時点で片付けを始めている卓もあります。
もう本当に最後の勝負です。
これでアガることが出来なければ、前半の蓄えがフイになります。
他の人は振り込みを避けようと、安全牌ばかり切っています。
ツモの回数が少なくなってきましたが、諦める気は全くありませんでした。
そしてツモれる回数が、あと4回を残すのみとなった時です ・ ・ ・ ・ ・
盲牌したその感触は ・ ・ ・ ・ ・
でした!!
こうして土壇場で三暗刻をツモアガりすることができました。
しかし、“リーチ・ツモ・中・三暗刻” では満貫止まりなので、これでは序盤の振り込み分は
カバーできません。
“残念!”と思った後で、裏ドラを見るのを忘れていたことに気づき、確認したところ ・・・・・
もう一つの暗刻の に乗ったのです!!
ということは “リーチ・ツモ・中・三暗刻・ドラ3” で倊満です。
このアガりのおかげで、この半荘はプラス3で終えることができました。
こんなドラマチックな展開もあるんですねえ。
今日もマージャンに魅了されました。