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 管理人の独り言 《第212話》 



    新型コロナウイルス感染症 





       2月29日の午後、一通の文書が私の元に届きました。


       送り元は宮田村教育委員会・公民館でした。


       『やっぱりな ・ ・ ・ 』


       最初に呟いた言葉でした。




       2019年12月に中華人民共和国湖北省武漢市で発生した原因不明の

       肺炎患者から検出されたのは新種のコロナウイルスでした。

       2月11日、世界保健機関(WHO)はこの新型コロナウイルス感染症の

       正式名称を “COVID-19(coronavirus disease 2019)” と定めました。



       このウイルスは瞬く間に世界中に広がり、日本では3月1日現在感染者数は

       239名、このウイルスによる疾患での死亡者は5名にも上りました。

       近隣の愛知県の感染者は27名、そして長野県でも1名の方が感染者として

       確認されました。

                                        (厚生労働省発表)



       届いた書面には、長野県からの 「新型コロナウイルス感染症に係るイベント・

       行事の開催基準について」 が示され、これに従い宮田村でも同様に各種

       イベント・行事を自粛することになり、今回じゅうしまつ会を含めた村内の生涯

       学習登録団体にも、同様の自粛をお願いする旨の文面が記されていました。


       新型コロナウイルスは一般的には飛沫感染、接触感染で感染し、空気感染は

       起きていないと考えられています。

       多くの事例では感染者は周囲の人にほとんど感染させていません。

       罹患しても軽症であったり、治癒する例も多いとされています。


       一方重症度は、致死率がきわめて高い感染症(エボラ出血熱等)ほどではないものの、

       季節性インフルエンザと比べて高いリスクがあります。

       特に、高齢者や基礎疾患をお持ちの方では重症化するリスクが高まります。


       そして何より致命的なのは、このウイルスに対する有効なワクチン等がないことです。


       特にじゅうしまつ会は高齢の方が多いので、このウイルスに感染することは重篤な

       状況になる可能性も否定できません。


       書面では今回の要請する期間は3月22日までとなっていました。

       今回の件に於いて、私が出来ることは殆どありません。

       今はただこの3週間で事態が好転することを只管願うだけです。







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