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 管理人の独り言   《第28話》 

    ゲン担ぎ 


  遊びとはいえマージャンも勝負事であるので、時に真剣になることもあります。

  そんな時、ゲンを担いで挑む方も結構いらっしゃいます。


  ゲンを担ぐことで有名というと、“相撲”の世界が挙げられると思います。

  例えば、勝っている間はヒゲを剃らない・マゲは洗わない・果ては風呂にも入らない(!?)・・・。

  白いものを好んで身に付け、黒いものは身に付けない。



  ウィスキーのサントリーオールドは好まれません。

  あの黒くて丸いボトルが黒星を連想させるからだそうです。


  サッポロビールの大きな☆マークは白星を連想するので歓迎されるそうです。


  あと変わったところで、キリンビールは好まれません。

  何故だと思います?

  それは、キリンは4つ足動物ですよね。

  その前足を両手に見立てると、どうなりますか?

  常に両手を地に着けていますよね。

  これが相撲なら“負け”です。

  よって常に手を着くような動物が連想されるようなものは、飲まないということなのです。


  逆に2本脚で立っている鶏は、手をつかない事から相撲で手をつかない(負けない)という意味で

  好んで食べられるようです。

  日常でも牛や豚の肉は敬遠されることが多く、ちゃんこの具にも鶏肉団子が使用されることが

  多いということです。




  あの横綱白鵬関も手を付かないようにと、食事は2本足の鶏肉が中心で、場所中も

  キリンビールを控えるらしいです。




  同じ勝負事とはいえ、面白い見地から考えられていますよね。

  そう思うと、“マージャン”の世界(プロや闇の方の世界は除きますけど・・・)における

  ゲン担ぎとは、どのようなことが相応しいのでしょうか。



  “放銃”しないように、“銃”は持たない(!?)。

  “振込み”しないように、銀行には行かない。

  “アガれる”ように、揚げ物を食べる。

  “聴牌”出来るように、牌を耳に当てる・・・・・・・・・・etc。



  まあ、キリがありませんけど、要は自分がリラックスして、勝負に集中できるように

  なるための“おまじない”になれば良い訳でありますので、これは人それぞれが

  自分に合っていると思うのが一番なのかなと思います。



  でも勝っているからといって、ずっと風呂に入らないで“じゅうしまつ会”でマージャンを

  するのだけは、勘弁して欲しいですね。





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