春分の日に
3月20日水曜日に、今年13回目の定例会が行われました。
通常でしたら、21日の木曜日に行うはずですが、諸般の事情によりこの日となりました。
でもですねえ・・・・・20日と言えば春分の日です。
世間はお彼岸ですよねえ・・・・・
普通はいろいろ用事のある方が多いと思うので、この日はなかったかなぁと思ったのです・・・。
で・・・・・蓋を開けてみたら・・・・・
なんと14人も集まっちゃいました!!
いやいやまったく・・・皆さん本当にヒマ・・・もとい、本当にマージャンがお好きなんですねえ〜。
もっともその内の1名が私、管理人なのですから、色々言えた義理ではないのですが・・・。
しかし、じゅうしまつ会の一役員としては、これは非常に喜ばしいことです。
世間はお彼岸で祝日、そんな日でもわざわざ集まっていただける。
そんな素晴らしい(!?)方達に、支持されている“じゅうしまつ会”。
本当に“人”に恵まれたと思います。
今回私の対局中のことです。
ある順目で私の上家の方が、“中”を“ポン”されました。
しばらくした後、ある方から出た“発”もポンされました。
えっ!? ・・・・・・・ 場に“白”は一枚も出ていません。
いや、既に上家が“白”を持っている可能性もあります。
すわっ!! 大三元か!!
上家は第11代役満成就者で、現“じゅうしまつ杯”保持者でもある“松田さん”でした。
昨年の12月以来、役満は出ていません。
そろそろ出てもおかしくはありません。
もし出ると、第5代・第7代役満成就者の“加藤さん”以来の、2度目の役満成就となります。
嫌なツモ切りが何回か続きました。
“もう松田さんはテンパッているのではないか?”
場は静寂で何やら不気味な空気に包まれました。
よもやこの場で“白”を出す人はいないでしょうが、松田さんが“白”をツモる可能性はあります。
いや既に“白”が暗刻になっていて、他の牌で待っているのではないでしょうか。
こうなるとおいそれと安易な牌は捨てられません。
と言うより、もはやベタオリしかその選択はありません。
あとの2名の方も同様の選択をしたのか、安全牌ばかり切っています。
あとは松田さんが、ツモアガリしないことを祈るだけでした。
3人の祈りが天に通じたのか(!?)、つまるところ流局になりました。
松田さんを除いた私達3人は、当然の如くノーテンでした。
あとは松田さんが何で待っていたかに、注目が集まります。
3人の目線が松田さんの手元に注がれます。
次の瞬間・・・松田さんの口から・・・
ノーテンで〜す!!
いや〜、マージャンて・・・本当にオモシロイものですねえ〜!!
(水野晴郎調で)