3月も中旬が過ぎ、すっかり春めいた陽気になってきました。
寒かった・・・特に今年は本当に寒い冬でしたが、その寒さに耐えた天からのご褒美の
如く、本当に心地良い陽気が続いています。
凍てついたものが溶けるように、人々の心が和んでいく様が、あちらこちらで伺えます。
人々の間で、最も愛される季節ではないのでしようか・・・・・。
・・・・・が!!
私、管理人にとっては、最も忌み嫌う季節なのです!!
何を隠そう私、35年来の“花粉症”持ちなのであります。
花粉症の方なら解って頂けると思いますが、これって本当にツライんですよねえ〜。
今でこそ良く効く薬が多く出てきているので、だいぶラクなんですが、私が発症した頃は
“花粉症”などという言葉もなく、単なる“アレルギー症”として診断されるだけでした。
その上、大した薬もない時代でしたので、本当にロクでもないような薬しか貰えませんでした。
もちろんその原因が“花粉”であることも、知られていない時代でありましたから、無理も
ありませんけど・・・。
なのでこの時期は、鼻水は止まらない、くしゃみが始まると止まらない、目は常に痒くゴロゴロ、
頭はボ〜っとして何も考えられなくなり、マスクをしても今のような高機能なマスクではない、
綿で出来たマスクなので、たとえ原因がわかっても役に立ちません。
とにかく “春”イコール“ 苦しんだ季節” という記憶しかありません。
ですから “春” になっても、ウキウキできない“私”なのです。
もっとも、ウキウキできない理由については、他にもあります。
一般にこの3月から4月にかけては、“終業”・“新学期”・“卒業”・“入学”・“入社”・“異動”など
自身を含め、周りの環境が大きく変わる時期でもあります。
これはあくまで個人的なことですが、私はこの手の環境の変化というのが、好きになれません。
どちらかと言うと、変化の少ない平穏で単調な方が落ち着くのです。
また、この時期にみられる“別れ”というものも、私は好きではありません。
“じゅうしまつ会”でも過去、勤め先の異動のために、お別れした方がいます。
過去に役満を成就された木村さん、読みが鋭くマージャン巧者なS藤さん・・・。
特に年齢が比較的近かったであろう(?)S籐さんとは、その最中に色々と掛け合いをすることが
多かったこともあり、非常に印象深く記憶に残っています。
お二人共、いつかまた再び卓を囲むことが出来ればと思います。
・・・と、春になると色々思うことがあります。