ということで、本坊酒造信州マルス蒸留所で購入した一品は
“MARS AMBER(マルス アンバー)” といいます。
とてもユニークなボトルです。
裏のラベルには ・ ・ ・
豊かな自然の息づく中央アルプス。
その頂点にそびえる霊峰駒ケ岳を仰ぎ、標高798mにマルスウイスキー
信州マルス蒸留所は静寂の中にたたずんでいます。
アフターに、ほのかなシェリー香漂うモルトとグレーンの絶妙なブレンドは、
香味バランスが崩れない、飲みやすさの中にも、飲みごたえのある琥珀
(アンバー)色の逸品です。
今回も期待できそうな感じです。
さていただくとしましょう。
今回も例によって、水割りでいただきます。
栓を開けてグラスに注ぐ前に、香りからいただきます。
甘みを含んだ、とても良い香りです。
既にこの時点で“ツイン・アルプス”を凌いでいます。
次にグラスに氷を入れ、アンバーを適量入れます。
マドラーで軽く掻きまぜます。
アンバー1に対して、ミネラルウォーターを2位の割合で加えます。
再度、まぜます。
水で割っても良い香りは保たれています。
口にふくみますと ・ ・ ・ まろやかな舌触りの後に甘みが現れます。
その後には心地よい香りが広がります。
う〜ん ・ ・ ・ ・ ・ おいしい
とても飲みやすいウイスキーです。
甘みがあり・・・といって、過ぎる程の甘さではありません。
広がる香りと共に、後味の心地よさが絶妙です。
今まで飲んでいた 「ツイン・アルプス」 に比べると、こちらの方が“コク”があります。
“ツイン・アルプス”が、元気一杯の“青年”に例えるなら、“アンバー”は経験豊富な
“ミドル・エイジ”とでもいいましょうか、味に深みがあります。
価格は\1,620円と“ツイン・アルプス”よりは、少し高くなっています。
しかしその差を補って余りある“味わい”を考えると、価格差は無いに等しいかと思います。
当然、個人的には“アンバー”の方が好みです。
この後、残っていた“ツイン・アルプス”を飲んでみたのですが ・ ・ ・ ・ ・
ん ・ ・ ・ ・ ・ !?
なんか物足りません ・ ・ ・ 。
“ツイン・アルプス”も美味しいことは美味しいのですが、なんと言うか ・ ・ ・ ・ ・ 、
いわゆる“コク”がなく、香りの広がりも少なく感じてしまうのです。
両者のウイスキーとしての性格が違うので、どちらが優れているとか劣っているという
ことではありません。
たまたま私には“アンバー”のようなウイスキーが、合っているというだけのことなのでしょう。
今回も良いウイスキーに出会えました。
暫くは“アンバー”のお世話になりそうです。
“MARS AMBER” に乾杯 !