ということで、今回購入した一品は “どぶろく” です!
(栓を開けた後の写真ですみません ・・・・・)
どぶろく ・・・・・ 発酵させただけの白く濁った酒。
もろみ酒、濁り酒(にごりざけ)ともいう。
炊いた米に、米こうじや酒粕に残る酵母などを加えて
発酵させることによって造られる。
日本酒(清酒)の原型になります。
【どぶろく】
どぶろくは、米を使った酒類では最も素朴な形態と言われる。
一般の酒店でも購入可能な濁り酒に近い。
これを沈殿濾過することで清酒を作ることも可能だが、清酒になる程には漉さずに飲用する。
清酒に比べ濾過が不十分であるため、未発酵の米に含まれる澱粉や、澱粉が分解した糖に
より、ほんのり甘い風味であるが、アルコール度は清酒と同程度の14 - 17度にもなるため、
口当たりの良さがあだとなってつい飲み過ごして悪酔いしやすい。
また、酒造メーカーが販売している「にごりざけ」は、通常の醪(もろみ)を粗漉しするといった
濾過などの工程が必ず入るので、「清酒」の一種である。
(ウィキペディアより)
前回洋物でエライ目に遭ったこともあり、一端リセットする意味でも、日本人の原点に
戻るべきと考えました。
最初選択肢は“日本酒”か“焼酎”だったのですが、それじゃあ面白くないのでと、ちょっと
趣を変えて“どぶろく”を選んでみました。
近場で“どぶろく”を作っているところがないか探してみたところ、伊那市高遠で酒造りを
している“仙醸”という会社が、“どぶろく”を作っていることが分かりました。
但し、名高い全国区のメーカーと違い、こちらでは年に10回程しか販売していないとの事。
問い合わせたところ、予約すれば確実に手に入るとのことだったので、直近の販売日に
予約をして購入しました。
酵母が生きているということで、日々味と香りが変化していくという
面白いお酒です。
器に注ぐと、その形態というかその外観については、完全に“甘酒”です。
お米というかご飯というか、半分飲み物で半分食べ物という感じです。
香りは ・ ・ ・ ・ ・ 甘酒に近いです。
では、いただきます。
う〜ん ・ ・ ・ ・ ・ おいしい
基本的に私は甘党なので、この手の味わいは大好きです。
お酒を“飲む”というよりは、“いただく” という感じです。
最初に口の中でお米の甘さが広がり、その後に発酵している過程で生まれる、ほのかな
酸味が続きます。
過ぎる甘さではないので、非常に尾を引く味わいです。
アルコール度数は、一般のそれより低めの7度になっています。
そのため口当たりがよく、“甘酒”の延長的な感じとなり、飲みやすくできています。
これならお酒が苦手な人でも、気軽に飲めるのではないでしょうか。
まして甘酒が好きな人なら、グイグイいけると思います。
私自信正直、いくらでも飲めそうです。
思わず、『日本人に生まれて良かった〜!』 と言ってしまいそうです。
一人で一瓶開けられそうな勢いですが、ただこの一瓶600mLで\1,300円という価格を考えると
今日一日で開けてしまうのは、少々勿体無い気がします。
もっともこの“どぶろく”自体生きているので、あまり長くは置けないのですが ・ ・ ・ ・ ・
“どぶろく”を含む“お酒”自体、大変美味しいものです。
これを機会に“ウイスキー”から“お酒”に鞍替えしようかなとも思いました。
しかしウイスキーにはウイスキーの良さがあります。
今回のことだけでウイスキーを否定する気もありませんし、第一コストパフォーマンスを考えれば
まだまだお世話になることでしょう。
ただ今回のことで、選択肢が1つ増えたことは確実なようです。
“どぶろく” に乾杯 !