令和2年 新春囲碁・将棋・麻将お手合わせ会
相も変わらず筆・・・もとい、アップが進まないことを深くお詫び申し上げます。
さてこの1月11日に宮田村村民会館で、
“令和2年新春囲碁・将棋・麻将お手合わせ会”
が行われました。
総勢23名の方が集まり、今回も大いに盛り上がりました。
この“お手合わせ会”に“麻将”が加わって11年目になります。
先の 第1話 でお話ししましたように、最初は3人しか集まらな
かったこと、また、この3人集まったというのが、“じゅうしまつ会”
のルーツであるなどと考えると、非常に感慨深いものがあります。
もともと、この“お手合わせ会”は、村の公民館活動の一環
ですので、直接“じゅうしまつ会”とは関係ないのですが、
健康麻将普及の観点から考えても、来年以降も引き続き
大勢の参加で盛り上がることを切に願います。
ただ昨年もそうでしたが、今年も地区で行う “どんど焼き” の
行事が重なってしまったらしく、将棋に参加してくる小学生が
少なく、マージャンの卓が会場の大半を占めてしまいました。
このあたりは関係各位の連絡体制の再考が望まれます。
あまりにマージャンだけが目立ってしまうのは微妙な感がありますので ・・・・・
マージャンにもプロと呼ばれる方はいますが、今だにマージャンというだけで
ブラックやらグレーやらのイメージが根強く残っているので、そういう意味でも
小中学生から支持を得られるのは、当分あり得ないことでしょう。
広くマージャンが支持されることを密かに願いつつ、私管理人としては日々是淡々と
じゅうしまつ会の維持継続と繁栄を懇願していくのみです。
ところで本日のお手合わせ会でおめでたいことがありました。
それは私が親の三回目の半荘戦東3局の時でした。
7巡目に下家からリーチが掛かりました。
下家は昨年年間2位の小林さんです。
捨て牌はほぼ公九牌(ヤオチュウハイ)で占められ、非常に読みにくい状況です。
手元の安全牌も少ない状況でしたので、他家の捨て牌頼みです。
対面が何を捨てるか注目していると ・・・・・
『 えっ !? 』 と思いましたが、すぐにこれはタダ事ではないと直感しました。
『 何かあるに違いない ・・・・・・・ 』 と
やむなく私は対面の現物を落としていきました。
しかし緊張は続きます。
リーチ後の小林さんの最初のツモです。
いくらこちらが安全牌を捨てても、ツモられたらどうしようもありません。
果たして私の願い通りに “一発・ツモ” はありませんでした。
ただ ・・・・・ まだ緊張は続きます。
対面が続いて捨てた牌と、その後に ・・・・・
リーチ!
もはや残された手段は只一つ ・・・・・
ベタオリしかありません。
私と上家は只々安全と思われる牌を探してはオリていきました。
そしてリーチが掛かってから4巡目 ・ ・ ・ ・ ・
小林さんが捨てた に対面が
ロ ン !
そこには ・ ・ ・ ・ ・
成就されたのはじゅうしまつ会最多役満成就12回を誇る道徳さんでした。
それにしても他家が7巡目にリーチを掛けて、それに怯まず果敢に挑み
その後すぐに聴牌を果たして追っかけリーチを掛け、挙句リーチ者から
役満をアガるなんて、こんな絵になることがあるのでしょうか。
遡ることお手合わせ会での役満成就は、平成25年 (第29話参照) と
平成26年 (第77話参照) の2回達成しています。
今回6年ぶりの快挙になりますが、なかなかどうしてこの快挙に同席できた
ことに、一介の偶然に留まらない何かの縁を感じました。
先にも申し上げましたが、このお手合わせ会にマージャンが加わって11年が
経ちました。
他の地域でもマージャンを生涯学習として扱うことは珍しくはありません。
しかし年始の行事としてマージャンを取り入れているところは、まず他では
みられないのではないでしょうか。
何方が決めたかは分かりませんが、その決定が “じゅうしまつ会” のルーツに
なったのですから、本当に不思議なものです。
宮田村でなかったら果たしてこのようなお手合わせ会に、マージャンを取り入れて
もらえたでしょうか ・ ・ ・ ・ ・
じゅうしまつ会は今年4月で満10年になります。
様々な偶然が重なり、今日を迎えられたことに感謝します ・ ・ ・ ・ ・