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 管理人の独り言 《第47話》 


    マージャンと向き合う(その3) 



   6月8日土曜日、2週間ぶりの定例会参加となりました。

   この2日前にも定例会はありましたが、勤め人の私にとって平日参加は、なかなか難しいものがあります。



   どうも2週間も空いてしまうと、なんていうか感覚が鈍るような気がします。

   さりとて毎週はおろか3日と空けずにマージャンなんて、学生じゃあるまいし出来る訳もないので

   まあ、しょうがないと言えばしょうがないんですけど・・・。

   そんな鈍った頭の状態で、定例会に突入。



   ある局で配牌時、発の対子と他に2組の対子があり、あとはバラバラという状態からスタート。

   発を鳴いてノミ手でアガろうかな・・・位の気持ちを持ちながら、他家から早速1枚目の発が出ました。



   鳴こうと思ったのですが、“発のみでは、つまらない!”という結論に達して、これを見送りました。

   そしてその直後に “七対子を狙ってみたら・・・”という思いが過ぎりました。

   私、個人的には“七対子”というのは、あまり好みではないのですが、何故かこの時はそう思ったのです。



   であれば迷彩作りをしておこうと、三万、六万、九万と手元にあった牌のうち、三万と六万を落としていきました。

   そうこうしているうちに、一枚だけ持っていたドラが対子になり、他の牌でも対子が出来て、中盤過ぎにとうとう

   九万待ちのテンパイに漕ぎ付けました。



   とくれば、迷うことなく “リーチ!” です。

   スジ待ちとはいえ、流石に皆さん一発では出してくれません。

   しかし・・・3巡目に対面が『これは良いよね。』なんて言いながら、九万を出してくれました。

   もちろん、『ローン!!』です。

   リーチ・七対子・ドラ2で、満貫です。

   これが“マージャン”なのです!!



   場面は変わって、ある局です。

   配牌はドラ(一索)が1枚あるだけで、まあ狙ってピンフ位かな・・・という感じでした。

   次に来る牌が分かれば良いのですが、読みが悪くなかなか手が進みません。

   あと2回ツモが残された状態で 一索・一索・二索・三索・三索・四索・五索 で一索と四索待ちのテンパイになりました。



   でも・・・こんなドラ筋待ちで、誰が振ってくれるでしょうか?

   いやそれよりもなによりも、この3巡前に他家からリーチが掛かっているのです!?

   いつもの私(!?)ならオリてます。

   でも何故か“リーチ”を掛けました・・・。



   もう、なんということでしょう・・・てな感じですよね。

   今思うと無理・無茶・無謀の何者でもありません!!

   でも不思議なのですが、その時は何の感覚も無かったんです。

   相手に振り込んだらとか、自分がアガれなかったらとか、リーチ棒を損するとか、とにかく何も考えがなく

   “無心”みたいな状態だったと思います。



   そしたらなんと・・・、一発でツモったではありませんか!!

   こんなことが・・・あるんですよねえ〜。

   リーチ・一発・ツモ・ピンフ・ドラ2で、ハネマンです。

   しかもあとで分かったことですが、アガり牌である一索・四索は、私が2枚使っていましたが、なんと

   他の3人で5枚使っていたのです。

   つまりアガり牌は、1枚しかなかったのです。



   これもまた“マージャン”なんです・・・・・。



   いつもと違う(別人のような)雀風で、結果この日は二桁のプラスになりました。

   自分自身の持っているこだわりを捨てて、全く違う考えで“マージャン”をするのはアリなのでしょうか?

   臨機応変に対応することは必要でしょうが、自分の型を変えてしまうのは・・・・・。



   でもそれでアガれるのなら・・・、しかし結果オーライとしてしまうのも、イマイチ納得できないし・・・。

   勝てば勝ったで、また悩みます。

   尽きることのない堂々巡りに、ますます“マージャン”にのめり込んでいきます。








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