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 管理人の独り言 《第128話》 



     Break Time (その12) 





        今日も陽が昇りました ・ ・ ・  


        梅雨の中休みでしょうか ・ ・ ・ ・ ・


        特に変わりはありません ・ ・ ・ ・ ・



        愚痴ってばかりで、すみません。




        6月の定例会は、土曜日開催が20日と27日しかないので、


        もう2週間以上、マージャンをしていないのです ・ ・ ・ ・ ・






        なんて梅雨空のようにしていても、しょうがありません。


        こんな時は “Break Time” といきましょう。





        前回の “Break Time” で “ブラックニッカ・スペシャル” (第116話参照)

        ご案内しましたが、これはなかなかに良いウイスキーです。

        飲み続けても全く飽きることがありません。

        なくなりそうになったら、やはり同じボトルを買ってしまいます。


        ただ ・ ・ ・ ・ ・


        生産量が少ないのか、滅多に店頭に入ってこないのです。

        しかもたまに入荷してもせいぜい3〜4本程度なので、すぐに売り切れてしまいます。



        元々それ程入荷の多い銘柄ではありませんでしたが、最近は例のドラマの影響で

        益々入荷が少なくなってきています。



        一方、海外においても、昨今のWWA等の品評会における、日本のウイスキーに

        対する高い評価に、その需要は高まり続けています。



        ビールや日本酒と違い、ウイスキーは生産してもその後に“熟成”が必要とされます。

        最低でも数年 ・ ・ ・ 味を求める場合それは10年単位に変わります。


        仕込む時点でこの先10年20年後に、どれ程の需要があるかを予測することなど

        誰が出来ましょうか。


        結果として原酒不足が表面化してきています。

        ニッカだけでも、「竹鶴12年」、「余市」シリーズ、「ブラックニッカ 8年」 などが姿を

        消すことになっています。

        また 「宮城峡」 も不安視されています。



        以前 “Break Time” で “マルス アンバー” (第98話参照) をご紹介しましたが、

        実はこれも生産が終了してしまいました。

        私の好みでは、ブラックニッカ・スペシャルの上をいくものでしたので、大変残念でした。



        日本のウイスキーが、多くの方から支持されているということは、本当に誇らしいことです。

        一方で原酒が足りないことによる、一部銘柄の販売終了という事実は残念ですが、

        出来ないもの出来ないのです。

        しょうがないから、出来るまで待てば良いのです。





        ところで、今飲んでいる 「ブラツクニッカ・スペシャル」 がそろそろ終わりそうです。

        たまには違う銘柄にしてみましょうか ・ ・ ・


        ということで例によって、ネットで様々な銘柄の評判を見ていきます。


        そして色々と検討を重ねた結果、次の銘柄に選んだのは ・ ・ ・










写真です。



     という訳で、様々な制約等を考慮して選んだのは

     左の写真の如く、「ブラックニッカ 8年」です。


     先の件で「ブラックニッカ 8年」は、姿を消すことが決まっています。

     とすれば、これはもう飲まない手はないでしょう。


     「ブラックニッカ」 シリーズの最上位に位置し、その名の通り8年以上

     寝かせた原酒がベースとなっています。

      正面にある「キング・オブ・ブレンダーズ」のラベルの絵は、「ブラックニッカ・スペシャル」

      同様、“昭和”の臭いがします。







         早速いただきましょう。


         例によって水割りでいただきます。



         栓を開けてグラスに注ぐ前に、香りからいただきます。

         甘みを含んだ、とても良い香りです。


         次にグラスに氷を入れ、8年を適量入れます。

         軽く掻きまぜます。



         スペシャル1に対して、ミネラルウォーターを2位の割合で加えます。

         再度、まぜます。


         口に含みますと ・ ・ ・ ・ ・






   う〜ん ・ ・ ・ ・ ・  おいしい  








         「スペシャル」同様、シェリー樽由来の華やかな香りが引き立ちます。

         その後にやや強目のピート香とアルコールの刺激がやってきます。

         味わいは、バニラやナッツのような甘い味が支配します。



         熟成の度合いが「スペシャル」より長いからでしょうか、良く言えば

         “落ち着いた” というか優等生的な、非常に飲みやすいタイプです。


         「スペシャル」ほどクセはないので、逆に物足りない感はありますが、

         間違いなく“アタリ”を引いたと思います。


         価格も 700mlで\1,490円と、その味わいと相まって、非常にコストパフォーマンス

         に優れていると思います。


         終売になってしまったのが悔やまれます ・ ・ ・



         今回も良いウイスキーに出会えました。



         「ブラックニッカ 8年」 に乾杯 !





        P・S  この「ブラックニッカ 8年」の代わりに、この6月から

             「ブラックニッカ ディープブレンド」 というものがリリース

             されました。

             いずれ試してみたいと思います。








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