今日も陽が昇りました ・ ・ ・
梅雨の中休みでしょうか ・ ・ ・ ・ ・
特に変わりはありません ・ ・ ・ ・ ・
愚痴ってばかりで、すみません。
6月の定例会は、土曜日開催が20日と27日しかないので、
もう2週間以上、マージャンをしていないのです ・ ・ ・ ・ ・
なんて梅雨空のようにしていても、しょうがありません。
こんな時は “Break Time” といきましょう。
前回の “Break Time” で “ブラックニッカ・スペシャル” (第116話参照) を
ご案内しましたが、これはなかなかに良いウイスキーです。
飲み続けても全く飽きることがありません。
なくなりそうになったら、やはり同じボトルを買ってしまいます。
ただ ・ ・ ・ ・ ・
生産量が少ないのか、滅多に店頭に入ってこないのです。
しかもたまに入荷してもせいぜい3〜4本程度なので、すぐに売り切れてしまいます。
元々それ程入荷の多い銘柄ではありませんでしたが、最近は例のドラマの影響で
益々入荷が少なくなってきています。
一方、海外においても、昨今のWWA等の品評会における、日本のウイスキーに
対する高い評価に、その需要は高まり続けています。
ビールや日本酒と違い、ウイスキーは生産してもその後に“熟成”が必要とされます。
最低でも数年 ・ ・ ・ 味を求める場合それは10年単位に変わります。
仕込む時点でこの先10年20年後に、どれ程の需要があるかを予測することなど
誰が出来ましょうか。
結果として原酒不足が表面化してきています。
ニッカだけでも、「竹鶴12年」、「余市」シリーズ、「ブラックニッカ 8年」 などが姿を
消すことになっています。
また 「宮城峡」 も不安視されています。
以前 “Break Time” で “マルス アンバー” (第98話参照) をご紹介しましたが、
実はこれも生産が終了してしまいました。
私の好みでは、ブラックニッカ・スペシャルの上をいくものでしたので、大変残念でした。
日本のウイスキーが、多くの方から支持されているということは、本当に誇らしいことです。
一方で原酒が足りないことによる、一部銘柄の販売終了という事実は残念ですが、
出来ないもの出来ないのです。
しょうがないから、出来るまで待てば良いのです。
ところで、今飲んでいる 「ブラツクニッカ・スペシャル」 がそろそろ終わりそうです。
たまには違う銘柄にしてみましょうか ・ ・ ・
ということで例によって、ネットで様々な銘柄の評判を見ていきます。
そして色々と検討を重ねた結果、次の銘柄に選んだのは ・ ・ ・
という訳で、様々な制約等を考慮して選んだのは
左の写真の如く、「ブラックニッカ 8年」です。
先の件で「ブラックニッカ 8年」は、姿を消すことが決まっています。
とすれば、これはもう飲まない手はないでしょう。
「ブラックニッカ」 シリーズの最上位に位置し、その名の通り8年以上
寝かせた原酒がベースとなっています。
正面にある「キング・オブ・ブレンダーズ」のラベルの絵は、「ブラックニッカ・スペシャル」
同様、“昭和”の臭いがします。
早速いただきましょう。
例によって水割りでいただきます。
栓を開けてグラスに注ぐ前に、香りからいただきます。
甘みを含んだ、とても良い香りです。
次にグラスに氷を入れ、8年を適量入れます。
軽く掻きまぜます。
スペシャル1に対して、ミネラルウォーターを2位の割合で加えます。
再度、まぜます。
口に含みますと ・ ・ ・ ・ ・
う〜ん ・ ・ ・ ・ ・ おいしい
「スペシャル」同様、シェリー樽由来の華やかな香りが引き立ちます。
その後にやや強目のピート香とアルコールの刺激がやってきます。
味わいは、バニラやナッツのような甘い味が支配します。
熟成の度合いが「スペシャル」より長いからでしょうか、良く言えば
“落ち着いた” というか優等生的な、非常に飲みやすいタイプです。
「スペシャル」ほどクセはないので、逆に物足りない感はありますが、
間違いなく“アタリ”を引いたと思います。
価格も 700mlで\1,490円と、その味わいと相まって、非常にコストパフォーマンス
に優れていると思います。
終売になってしまったのが悔やまれます ・ ・ ・
今回も良いウイスキーに出会えました。
「ブラックニッカ 8年」 に乾杯 !
P・S この「ブラックニッカ 8年」の代わりに、この6月から
「ブラックニッカ ディープブレンド」 というものがリリース
されました。
いずれ試してみたいと思います。