Rest Time(その3)
忙しい ・ ・ ・ 何にしても忙しい ・ ・ ・ ・ ・
すみません、言う所がないので愚痴らせてください ・ ・ ・
仕事が忙しいのは、勤め人としての“宿命”なので仕方ないと思っているのですが
それでも忙し過ぎます!
と・・・愚痴はこれ位にしときましょう。
さて季節は秋です。
秋といえば秋刀魚、栗、柿 ・ ・ ・ そしてキノコです。
決してキノコマニアという訳ではありませんが、毎年秋になると1、2回は
山に行っています。
きっかけは今から10年程前に、会社の先輩にキノコ採りに誘われたことから
始まりました。
それまでキノコ採りに興味はありましたが、如何せん山に行くと熊は出るは
イノシシは出るは、ハチは出るはと、周りの人から聞かされましたので、とても
じゃないけど、素人が行けるところではないと思っていました。
その上毎年秋になると、山で採ったキノコを食べて中毒を起こしたなどと
ニュースを見れば、スーパーで並んでいる程度のキノコの知識しかない
自分などは、どうして山でキノコの選別ができましょうか。
そういったことから、キノコ採りとは無縁のものと思っていたので、誘いを受けた
ときは、二つ返事で話に乗りました。
そうして初めて連れて行ってもらった山では、コムソウ・イグチ・アミタケ・クリタケ
に出会うことができました。
初めて見るキノコに興奮しながら、先輩に教えてもらいながら、1つ1つ採って
いきました。
持ち帰ったコムソウ・イグチ・アミタケは煮物に、クリタケは炊き込みご飯にして
いただきました。
山の恵みが身近にあることに、幸福感を覚えました。
あれから時は経ち、今年も秋が訪れました。
今年は天候にも恵まれているようです。
どんなキノコが採れるかと期待して山へ行ったところ ・ ・ ・ ・ ・
上段と下段はイグチの類です。
中段の紫色したのがムラサキシメジと思いきや、
ムラサキアブラシメジモドキと、ホンシメシです。
ホンシメジとイグチです。
こちらもイグチの類です。
右上の白いのはノボリリュウタケです。
そして ・ ・ ・ 本日のメインは ・ ・ ・
コウタケです !
香りマツタケ、味シメジといいますが、コウタケも
マツタケに勝るとも劣らないと言われています。
直売所で見ることはありましたが、実際に目の
前で見たのは初めてでした。
家に持ち帰り、この日はイグチ類とムラサキアブラシメジモドキは煮物に、
ホンシメジはバター炒め、ノボリリュウタケとコウタケは天ぷらにして
いただきました。
煮物にしたキノコは、ヌメリと香り豊かで適度な歯ごたえがあり、ホンシメジは
噛めば噛む程、その豊かな味わいが口いっぱいに広がり、コウタケの天ぷらも
適度な歯ごたえとともに、豊かな香りを失うことなく魅了してくれました。
この素晴らしい味わいに出会えた幸運と、山の幸に感謝です。