相も変わらず忙しいです ・ ・ ・
なんでこんなに忙しいのでしょうか ・ ・ ・ ・ ・
すみません ・ ・ ・ もはや私の愚痴ブログと化してしまいました。
でも仕方ありませんね。
これで生活しているのですから ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
しょうがないので、こんなときは “Break Time” といきましょう。
私の晩酌用のお酒は、我が家の財政状況を考慮して、いつもコストパフォーマンス
重視としています。
だいたい一購入当たり\1,500円以内を原則としています。
本当は\1,000円程度にできれば良いのですが、それだと例えば国産ではサントリー
だと角瓶各種、トリスエクストラ、サントリーレッドがあります。
ニッカはニッカクリアブレンドのみで、キリンは富士山麓樽熟50℃とボストンクラブ、
宝酒造はキングウイスキー凛、あとは色々なスーパーでオリジナルブランドとして
だしているよく分からない、なんちゃってウイスキーの数々・・・。
目先を外国産に変えると、アーリータイムズ、フォアローゼス、ジムビーム、ホワイトホース
ジョンハミルトン、カナディアンクラブ、カテイサーク、ジョニーウォーカー、ホワイト&マッカイ、
ベル、フェイマスグラウス、バランタインファイネスト ・・・・・ etc
数だけ挙げればそこそこあるのですが、こと外国産に関しては以前 “Break Time(その7)”
(第107話参照) で散々な目に遭ったので、対象外にしたいのです。
そうなると国産頼みとなってしまうのですが、これがまたひと癖もふた癖もあります。
本来は私自身の味覚で判断するべきですが、全てを購入して判断するには、あまりに
現実的ではありませんので、クチコミに頼っていますが、大方の予想通りその評判は
芳しくありません。
まあ現在では“ブラックニッカ・スペシャル”で満足しているので、当分はこれでいいやと
思っていた矢先 ・ ・ ・ ・ ・
ある日、我が家の財務大臣からこんな言葉が ・ ・ ・
マルスウイスキーから新しいウイスキーが出たけど、飲んでみたい?
“うん!” と答えたのは言うまでもありません。
新聞に載っていた記事を読んで気にとめていたらしく、私に聞いてきたようです。
もっとも私は以前から知っていたのですが、如何せん価格が¥4,536円(小売価格)と
少々値が張るので、正直諦めていたので、ホント感謝感謝でした。
そして ・ ・ ・ 我が家の財務大臣の強力な援助のもと、この度購入したウイスキーは
マルス モルテージ 越百(こすも)
「MARS MALTAGE 越百 」は、マルスウイスキーのブレンド技術により、
タイプの異なる複数のモルト原酒をヴァッティングすることで、複雑さと
奥行きを表現したモルトウイスキーです。
ハチミツやキャラメルを連想させるふくよかな甘い香りの中に、ほのかな
スモーキーフレーバーと熟した果実の香りが広がり、口当たりは丸く柔らか
優しい余韻が特徴です。
本坊酒造HP より
とある新聞では
『 国産ウイスキーでは種類が少ないブレンデッドモルトとあって業界の前評判は高く、
工場出荷から二日目には、初期ロット(最初の製造分)九千本を完売した。』
と書いてありました。
前評判は上々のようです。
ですから 『飲んでみる?』 と聞かれても、発売から日も経っていたので、もう売り切れて
しまってるだろうと思ってました。
実際この時 amazon で調べても完売状態でしたので、尚更でした。
でもせっかくお許しが出たのですから、灯台もと暗しを期待して地元の酒屋をあたってみました。
すると ・ ・ ・
ありました〜!!
なんとなんと、たった1本ですが残っていました。
ありがたや ありがたや ・ ・ ・
早速いただくとしましょう。
例によって水割りでいただきます。
う〜ん ・ ・ ・ ・ ・ おいしい
甘い匂いとともに燻製のようなスモーキーな香りがします。
口に含むと蜂蜜のようなやわらかい甘みと、奥のほうで渋み、辛味がバランスよく感じられます。
飲んだ後には余韻が続きます。
昨今のウイスキーブームで、どこのメーカーも原酒不足に悩まされています。
特に本坊酒造は1992年に一度ウイスキーの蒸留を止めています。
2011年に再開していますが、原酒不足は深刻だったようで、アンバーや駒ケ岳シリーズは
終売となってしまいました。
蒸留を再開して4年目にしてのブレンデットモルトの登場ですが、その味わいの中に
熟成不足からくる “若さ” を感じます。
もう数年後に世に出しても良かったのかなという気もありますが、それでも充分に味わい
深いものに仕上がっています。
もう少し経つとここの蒸留所では、5回目の仕込みが始まります。
更なるおいしいウイスキーが出来ますように ・ ・ ・
「越百」 に乾杯 !