ここで問題です。
この2つの牌は何でしょう?
とお尋ねしても、何のことかと思いますよね。
この牌は“じゅうしまつ会”で使用している牌なのです。
以前にお話ししましたが、じゅうしまつ会では、通常より一回り大きいサイズの牌を使用しています。
このあたりの細かい話については、 第5話 をご覧いただければ幸いですが、とにかく現在使っている
この牌は、たいへん使いやすいものです。
で・・・何でこんな写真をお見せしたのかって?
よ〜くこの2つの牌を見比べてみてください。
よく見るとこの2つ、微妙に大きさが違うと思いません?
実際に使ってみるとこの微妙な違いが、見た目以上に大きく感じられます。
この違和感は今年の5月頃から感じ始めました。
現在じゅうしまつ会には、常用に6セットと非常用(!?)に2セット、合計8セットの牌があります。
そのうち、常用は全て同じメーカーのもので、大きさも同じものに統一してあります。
ただ、購入した時期が同じではないのです。
左側の牌は平成23年9月に、右側の牌は平成25年5月に購入しました。
最初2年しか使用していないのに、こんなにも小さくなってしまうのは何故だろうと思いました。
でもすぐに理由がわかりました。
原因は“洗牌”にありました。
皆さんは“洗牌”はどのようにしていますか?
普通は両手で牌をかき集めて、大きく混ぜ合わせたり、人によっては、両手でかき集めた牌を持ち上げて
牌の上に落としたりとかしますよね。
ジャラジャラと結構な音もしますよね。
でも、そうすることが当然と思っていましたし、何の問題もないものとも思っていました・・・・・、
この2つの牌の違いに気づくまでは。
このままでは一番新しい牌も含めて、やがてはひと回りもふた回りも小さくなってしまいます。
であれば、洗牌のやり方を考えなければいけません。
そんな矢先、7月27日のお楽しみ会に於いて( 第54話 ・ 第57話 参照)、講習会で講師の方から洗牌の
お話しがありました。
そのやり方は思わず 『 なるほど!』 というものでありました。
このことがきっかけとなって、それ以降はその時の話に沿ったやり方で、洗牌を徹底するようになり、
現在は会員の皆さんが自然な形で踏襲しています。
この教えていただいた洗牌のやり方は、かき混ぜる時の音が静かで、そのうえ牌にも優しいもので、
「自分に厳しく人に優しく」の健康マージャンの流儀に、とてもマッチしていると思います。
このやり方が、多くのマージャン卓の上で広まってくれればと思っています。